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【バドミントン】谷門優真選手のインタビューを公開しました

プレー・精神の両面で日々成長。仲間と切磋琢磨しお母様に支えられながら、応援されるバドミントン選手に

 

 

鹿児島県いちき串木野市のジュニアバドミントンチーム「鹿児島飛翔バドミントンクラブ」に所属し、日々練習に励む谷門優真選手。2019年6月に行われた「第15回ダイハツ鹿児島県小学生バドミントンシングルス大会(兼 第20回ダイハツ全国小学生ABC大会県予選)」 では見事優勝し、全国大会への出場権を獲得しました。また、2020年2月に開かれた「鹿児島県小学生バドミントン春季選手権大会」では、小学6年生以下の部女子シングルスと女子ダブルスの両方で優勝を勝ち取るなど、数多くの大会で輝かしい戦績を残しています。

 

今年の春から中学校に進学し、より高いレベルでさらなる活躍を目指す優真選手に、2019年のシーズンを振り返っての感想、日々の練習内容やリラックス方法、そしてこれからの目標を話していただきました。また、いつも近くでサポートされているお母様にもお話を伺っています。

 


 

強い選手が多い環境に憧れて、鹿児島飛翔バドミントンクラブに所属

 

 

――バドミントンを始めたきっかけを教えてください。

 

優真選手:小学1年生のときに、お母さんのすすめでバドミントンチームの体験に行ったことがきっかけです。チームのみんなが楽しそうにバドミントンをしていて、自分も一緒にやってみたら楽しかったので、そのチームに入りました。

 

 

――お母様はどんなきっかけから、優真選手をバドミントンチームの体験に連れて行かれたんですか?

 

お母様:私が週一回、バドミントンの社会人クラブに参加していたとき、そこで一緒だった方がクラブのコーチをしていたことがきっかけです。娘には何かスポーツをさせたいなと思っていたんですが、バレーなどの団体スポーツよりは個人戦のバドミントンの方が向いているように感じて、連れて行きました。

 

 

――バドミントン以外にスポーツや習い事はしていましたか?

 

優真選手:スポーツはバドミントンが初めてです。習い事は、ピアノを5才から11才までしていました。

 

 

――バドミントンのどんなところが楽しいですか?

 

優真選手:相手との駆け引きが楽しいです。あとは、やっぱりいい内容の試合ができたり、試合で勝てたりするとうれしいです。

 

 

――今所属している、鹿児島飛翔バドミントンクラブにはいつ頃から通われていますか?

 

優真選手:小学5年生の2月からです。練習に参加させてもらったとき、強い選手が多くていい環境だなと思ったので入ることにしました。

 

 

――お母様は、バドミントンに熱中していく優真選手をどんな気持ちで見守っていましたか?

 

お母様:最初は楽しく続けてくれたらいいなと思っていました。そんな中、初めて出た県大会で準優勝をすることができて。「せっかくだからもっと頑張ろう」ということになり、私もより一層力を入れてサポートするようになりました。

 


 

小学生最後の大会で、過去最高の試合運びができた

 

――優真選手の強みを教えてください。

 

優真選手:フットワークを使った速い動きで、素早くシャトルの下に入れることが強みです。

 

 

――今年から中学生ですが、小学校最後のシーズンは振り返ってみてどうでしたか?

 

優真選手:6月に行われた、ダイハツ鹿児島県小学生バドミントンシングルス大会(兼 第20回ダイハツ全国小学生ABC大会県予選) で優勝できて、全国大会へ出場できました。とてもうれしかったのですが、全国大会では勝てずに終わってしまったので悔しかったです。やっぱり、普段の大会よりも緊張してしまいました。

 

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――2020年2月の鹿児島県小学生バドミントン春季選手権大会では、小学6年生以下の部女子シングルスと小学6年生以下の部女子ダブルス※で優勝を飾られましたよね。

※チームセノビルメンバーの原口倖歩さんとペアで出場

 

優真選手:小学生最後の大会だったので、優勝できてとてもうれしかったです。「全国大会でできなかったことをきちんとやって、力を出し切ろう」と思って試合に臨んだのですが、クリアをうまく使ったり、逆を突かれたときも速いステップを使ったり腰を速く回転させたりして、粘ることができました。今までで一番いい内容の試合ができたと思います。

 

 

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――この1年で、できるようになったことはありますか?

 

優真選手:試合中に残念とか悔しいと思っても、態度に出づらくなったことです。あとは、コートできちんと礼をするなど、礼儀を大事にするようになりました。奥原希望選手が毎回お辞儀をしているのを見て、自分もちゃんとしようと思ったんです。

 

 

――試合中、リードしているときとリードされているときは、それぞれどんなことを考えていますか?

 

優真選手:リードしているときは、これまでにどんなプレーで自分が点数を決めたのか、相手の態勢を崩したのかを覚えておいて、そのプレーを後半にも入れるようにしています。逆にリードされているときに気を付けているのは、連続失点をしないことです。鼻から息を吸って口から息を吐く呼吸法を試して、心を落ち着かせて焦らないようにしています。

 

 

――試合前に必ずしていることはありますか?

 

優真選手:自分で決めたルーティンを欠かさずやっています。試合前には、晴れていたら体育館の外を走り、ラケットを持ってフットワークをしたり細かいステップを踏んだりします。コートの中に入ったら、一回ランジをして、ジャンプをしてから試合に望みます。

 

 

――お母様は、優真選手のどんな姿を見て成長を実感していますか?

 

お母様:バドミントンを始めた頃は、「負けたくない」という気持ちが強すぎて、コートの中でよく泣いたり怒ったりしていました。けれど、飛翔に入ってからは、感情を表に出さずに平常心を心がけることができるようになって、成長したなと思います。コーチからのアドバイスもしっかり聞いて、後で振り返ってきちんと活かせるようになってきたと感じます。

 


 

毎日遅くまで練習、練習後の長距離走にも手を抜かない

 

 

――普段はどんなスケジュールで練習をしていますか?

 

優真選手:月曜日から金曜日は、毎日19時から22時まで練習しています。家から小学校までは近かったので、16時すぎに家に帰ってきて、ゆっくりごはんを食べたり準備できたりしていました。けれど中学校に入ってからは、帰宅できるのが遅いと17時半ごろになってしまうので、急いで準備をして練習に向かっています。

 

 

――3時間の練習時間の中で、どんなメニューをこなしていますか?

 

優真選手:まずアップをして、フットワークをします。その後は、ノックやパターン練習、クリアを使った練習をして、ゲーム練習もします。練習終わりには、チームのみんなと約4キロほどを走ります。

 

 

――毎日夜遅くまで練習されているのですね。土日はどうですか?

 

優真選手:土曜日は13時から17時までが練習時間で、普段の練習に加えてウエイトトレーニングを取り入れた練習をします。日曜は、10時から17時までの一日練です。

 

 

――鹿児島飛翔バドミントンクラブはどんな雰囲気ですか?

 

優真選手:チームみんなが、「全国で結果を出そう」という意識で日々練習しているので、自分も頑張ろうと思えます。

 

 

――新型コロナウイルスの影響による休校期間中はどんな練習をしていましたか?

 

優真選手:体育館が使えなかったので、家の外を走ったり、駐車場でヘアピンの練習やフットワークをしていました。体育館が使えるようになって久々に練習したら、空振りも結構してしまって、感覚を取り戻すまでに少し時間がかかりました。

 


 

「何かサポートできれば」とお母様が始めたマッサージ

 

お母様

 

――普段の食事の面で気を付けていることを教えてください。

 

優真選手:お肉が好きで野菜が苦手なんですが、野菜も頑張って食べるように意識しています。嫌いだったトマトも、だんだん食べられるようになってきました。

 

 

――お母様も、やはり優真選手に野菜をたくさん食べてもらえるように意識して食事を作っているのですか?

 

お母様:前は、甘やかしてしまって娘が食べられる野菜しか出してなかったのですが、やっぱりバランス良く栄養を取ることが大事だと思って、最近は苦手な野菜もどんどん出すようにしています。細かく刻むなどの工夫は特にせず、そのまま出しますね。時間はかかっているけれど、頑張って食べてくれるようになってきました。

 

 

――毎日遅くまでの練習は大変だと思いますが、どうやって疲れをとっていますか?

 

優真選手:柔軟やストレッチポールを使ったストレッチを、毎日お風呂上がりにしています。あと、寝る前にはお母さんにマッサージをしてもらっています。

 

 

――お母様はマッサージを独学で勉強されたんですか?

 

お母様:はい、そうです。飛翔に入ってから練習がハードになったので、何かサポートできないかと思って始めました。5〜10分くらいですが、なるべく毎日、足を中心にほぐすようにしています。

 

 

――優真選手をサポートする上で、お母様はどんなことを心がけていますか?

 

お母様:娘がバドミントンに熱中すればするほど、私自身も熱くなってしまってついつい口出しをしてしまう時期がありました。けれど今はそれをしないように、陰からこっそりと支えるように心がけています。

 

 

――中学生活が始まりましたが、どうですか?

 

優真選手:最初は友達ができるかなと不安でしたが、私が通う神村学園のクラスには、サッカー、ソフトボール、野球、吹奏楽などいろんな分野で九州大会や全国大会を目指している友達が集まっているので、とても楽しいです。

 

お母様:中学進学に関してはいろいろな方からアドバイスをもらって、バドミントンに集中できる環境を選ぼうと思い、神村学園へ進学させることに決めました。

 


 

「疲れにくい体になってインフルエンザにもかからなくなった」

 

 

――DR.SENOBIRU(ドクターセノビル)は、いつから、どんなタイミングで飲んでいますか?

 

優真選手:セノビルは小学6年生の5月から飲んでいます。とってもおいしいのでハマってしまって、多いときは一日に3回飲んでいます。練習に持っていくこともあります。

 

 

――飲んでみて、味はどうですか?

 

優真選手:パイン味が好きです。自然なパイナップルの味がしておいしいです。グレープフルーツ味は、最初は少しすっぱいと思っていたんですが、最近はさっぱりしておいしいなと思うようになりました。

 

 

――飲んでみて、体の変化は感じますか?

 

優真選手:体が疲れにくくなってきました。セノビルを飲み始めた頃は身長が151センチくらいでしたが、今は158センチです。

 

 

――バドミントン選手は、身長が高い方が有利ですか?

 

優真選手:身長が低くても、すばしっこく動いてしっかり守れるので、どちらが有利というわけではないです。ただ、身長が高いと角度のあるショットを打てることができるので、私は170センチくらいまで身長を伸ばせたらいいなと思っています。

 

 

――お母様は、DR.SENOBIRU(ドクターセノビル)のような成長期サプリメントに対してどのようなお考えをお持ちですか?

 

お母様:正直、サプリメントに関しては半信半疑なところがあったので、これまで何かを飲まし続けたことはありませんでした。けれど、ドクターセノビルを飲んでから身長がグンと伸び、疲れにくい体に変化してきているように感じます。毎年インフルエンザにかかっていたのですが、今年はかかりませんでした。

 

 

――今後、開発してほしいサプリメントはありますか?

 

お母様:試合中に軽くつまんで栄養補給することができる、スティック型のものなどがあればいいなと思います。

 

 


 

1年生では県大会ベスト4、2・3年生では県大会優勝&九州・全国大会出場を目指す

 

――中学生の間に達成したい目標を教えてください。

 

優真選手:試合では上級生と対戦することもありますが、力負けせず、まず1年生で県大会ベスト4に入りたいです。そして2・3年生では、県大会で優勝して九州大会や全国大会への出場を目指します。全国大会に出場できたら、目の前の試合を大切にして一回でも多く勝って結果を残したいです。

 

 

――目標を達成するために、今後伸ばしていきたいことや克服したい課題はありますか?

 

優真選手:大振りをせず、早いタッチで返球できるようになりたいと思います。大振りをしてしまうと、タイミングが遅れてしまって、相手に押される試合展開になってしまうからです。そのためにも、大振りをしないように意識しながらパターン練習やレシーブ練習に打ち込んでいます。

 

 

――憧れの選手はいますか?

 

優真選手:台湾の戴資穎(タイ・ツーイン)選手です。ショットの角度や、厳しい球が来てもしっかりと返球できるところに憧れていて、ときどき動画でも見ています。

 

 

――最後に、将来の夢を教えてください。

 

優真選手:まずは、周りの人からしっかりと応援される選手になりたいです。その上で、将来は実業団選手になって活躍して、全国で結果を残して国際大会にも出場してみたいと思います。

 

 

――優真選手には、将来どのような大人に育ってほしいですか?

 

お母様:一番は、本人も言っているようにどんな人からも応援してもらえて、憧れてもらえるような選手になってほしいです。人としては、感謝の気持ちを忘れずに育ってほしいなと思います。

 

 

――お母様と同じような、ジュニアアスリートの親御さんにメッセージをお願いします。

 

お母様:私自身、大会の会場で子どもを支えている親御さんたちを見かけたり、インターネットや本でさまざまなアスリートの親御さんのお話を見聞きしたりするたびに、勇気や元気を貰っていますし、皆さんの姿が大きな励みになっています。これからも、一緒に頑張っていきましょう。

 

 

 

取材後記

ニコニコした表情でインタビューに答えてくれた優真選手。平日夜遅くまでの鹿児島飛翔バドミントンクラブでの練習はかなりハードですが、前向きかつ積極的に練習に臨み、努力を積み重ねている姿が印象的でした。また、プレー面はもちろんのこと、常に自分のできたこと・できなかったことを振り返る・具体的な目標を立てる・周りの人への感謝を忘れないなど、素晴らしい考え方の持ち主でもあると感じました。

 

そんな優真選手を、いつも傍で応援されているのがお母様。優真選手が気持ちよくバドミントンに打ち込むことができるようにと、食事面やケア面で多大なサポートをされていました。ともに全国を目指す仲間や寄り添ってくれるお母様がいるからこそ、優真選手はこれからさらに、心身ともに強いバドミントンプレーヤーに成長するに違いありません。

 

プロフィール

谷門優真(たにかど・ゆま)

2007年5月20日生まれ

鹿児島県いちき串木野市で活動しているジュニアバドミントンチーム「鹿児島飛翔バドミントンクラブ」に所属。

2019年6月に行われた第15回ダイハツ鹿児島県小学生バドミントンシングルス大会(兼 第20回ダイハツ全国小学生ABC大会県予選)では見事優勝し、全国大会への出場を果たしたほか、2020年2月の鹿児島県小学生バドミントン春季選手権大会では、小学6年生以下の部女子シングルス・女子ダブルスの両種目で優勝するなど、数々の大会で優勝・上位入賞の成績を収めている。

2020年からは中学に進学し、県大会での上位入賞・優勝を目指し練習に励む日々を送る。

憧れの選手は、台湾の戴資穎(タイ・ツーイン)選手。

 

【関連リンク】

谷門 優真 選手丨チームセノビル

https://senobiru.com/sponsor/team-senobiru/yuma-tanikado/

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