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【野球】南幸太朗選手のインタビュー記事を公開しました

悔しさもあった中学三年間。またここから努力して、高校野球の舞台で輝く

 

 

「ドラゴンズベースボールアカデミー」のエキスパートコースに通いながら、中学の硬式野球チーム「東海中央ボーイズ」で内野手として活躍した南幸太朗選手。中学最後の試合も終え、今は高校入学に向けて現役時代以上に練習に励んでいます。家から通える高校ではなく、県外の高校で寮生活をしながら野球を続ける道を選んだ幸太朗選手に、中学での野球生活を振り返ってのお話や、今後の目標についてお話をお伺いしました。

食事の面などで幸太朗君を手厚くサポートしてきたお母様と、ドラゴンズベースボールアカデミーの三木安司コーチへのインタビューもご紹介します。

 


 

走塁と、大きな舞台で緊張しないメンタルが強み

 

 

――まず最初に、野球を始めたきっかけを教えてください。

 

幸太朗選手:お父さんが野球をしていたこともあって、3歳くらいの頃から公園で柔らかいボールを打つ遊びをしていました。本格的に始めたのは、小学一年生のときです。いとこの野球の試合を見に行った時に「僕も始めたい」と言って、そのチームに入りました。

 

――小学六年生のときには、ドラゴンズベースボールアカデミーに入ったんですよね?

 

幸太朗選手:はい。知り合いの方の勧めもあって応募してみたら合格しました。中学では毎週水曜にドラゴンズベースボールアカデミーのエキスパートコースで練習しながら「東海中央ボーイズ」にも所属していて、土日祝日に練習したり試合に出たりしていました。

 

――これまでどんなポジションを経験してきましたか?

 

幸太朗選手:小学五年生までは内野手をしていました。一度ピッチャーやキャッチャーも経験したのですが、ドラゴンズジュニアに選ばれてからは内野手がメインです。中学では、セカンドとショートを守ることが多かったです。二遊間は、もともと「カッコいいポジションだな」と思っていました。

 

――ご自身の選手としてのアピールポイントはどんなところですか?

 

幸太朗選手:強みは、大きな舞台や大事な場面で緊張しないことです。小学六年生の時のドラゴンズジュニアチームのセレクション(選抜テスト)で、自分より体格の良い選手に負けずに結果を出せたことで、自信が付いて緊張しなくなりました。走攻守の中で、一番自信があるのは走塁です。自分が試合で活躍してチームが勝てたときが一番うれしいです。

 

――今年は「東海中央ボーイズ」でのラストイヤーでした。ご自身で振り返ってみてどうでしたか?

 

幸太朗選手:チームとしては、全国大会には行けなかったのですが、ドラゴンズカップも優勝できたので良かったと思います。ただ、僕個人はバッティングの調子をどんどん崩してしまって、全然活躍できなかったので悔しかったです。

 

――調子を崩したときは誰かに相談をしましたか?

 

幸太朗選手:お父さんに指導をしてもらったりしました。最近は、だんだん型が固まって良くなってきたので、これをキープできるように練習しています。

 

――不調の中でも、今年一年で成長できたことはありますか?

 

幸太朗選手:一番成長したのは走塁だと思います。もともと短距離は得意だったのですが、スタートして10〜20メートルだけ走る短距離ダッシュの練習を積んだことでより速くなって、チームで一番盗塁をすることができました。

 


 

中学三年間の悔しい思いを糧に、引退後はより練習に励む日々

 

――練習について伺います。普段はどのくらいの時間、どんな練習をされていますか。

 

幸太朗選手:引退してからは、月曜・火曜・金曜の週三回、1時間ほどジムに通っています。ジムでは、可動域を広げて身体を柔らかくする練習をしています。水曜はドラゴンズベースボールアカデミーで1時間半ほど、ティーバッティングやマシンでの打撃練習、ノックでの守備練習をしています。土日は「東海中央ボーイズ」の練習に参加して、高校に向けての体力作りに取り組んでいます。正直、引退してからの方が練習に力を入れるようになりました。

 

――引退してからさらに練習に打ち込んでいるのはなぜですか?

 

幸太朗選手:中学時代は自主練習の量が少なくて、周りに抜かれたり差を付けられたりしてしまったんです。そのことを後悔しているので、今のうちから高校での野球生活に向けて準備をしようと決めました。ケガをしないための身体づくりや走り込み、トレーニングなど基礎練習をしたり、バッティングではパワーを付けたいので強く振る練習をしたりしています。

 

――2020年の春からは高校に進学されます。今はどんな心境ですか?

 

幸太朗選手:不安より楽しみの方が大きいです。県外の高校へ進学して寮生活になるので楽ではないと思いますが、乗り越えたいと思います。そして、レギュラーを取って試合で活躍して、甲子園に行きたいです。

 

――今後の目標や、目標としている選手はいますか?

 

幸太朗選手:メジャーリーガーのホセ・アルトゥーベ選手は、身体が小さいですがホームランも打てて、首位打者や盗塁王も取っていて、守備もうまい選手なのですごいと思います。好きなことを職業にできると一番いいと思うので、将来はプロ野球選手を目指したいです。

 


 

父親は野球の師匠として、母親はガス抜きができる相談役としてサポート

 

 

――それではお母さまにお伺いします。幸太朗選手の活躍をどのように感じていらっしゃいますか?

 

お母様:本人も自覚があるようですが、これまでは努力よりも持って生まれた運動神経でやってきた部分があると思います。けれど、これから活躍できる選手になるためには、もっともっと努力をしないといけません。

高校での練習や寮生活で気持ちの面でも鍛えられると思うので、当たり前のことを当たり前にやるということ、そしてそれを継続することを意識してほしいですし、それができたらもっと伸びてくれるだろうと期待しています。

 

――お父様は練習に付き合うこともあるそうですが、お父様とお母様でどのように役割分担して幸太朗選手のサポートをされていますか?

 

お母様:幸太朗は、野球の面で父親のことを信頼し、尊敬していると思います。だから「より上手くなるためにどうしたらいいか」といった相談相手は父親です。一方で私は、幸太朗にとってガス抜きができる相手になれるよう意識しています。弱音を吐き出してもらってもいいですし、「また新たに頑張ろう」と思えるように背中を押す役割ができたらと思います。

 

――同年代のジュニアアスリートのお子様を持つ親御様にアドバイスはありますか?

 

お母様:私が後悔しているのは、褒めて伸ばしてあげられなかったことです。幸太朗は小さい頃から運動神経が良かったこともあり、「もっともっと」と更に上を目指すような言い方を続けてきてしまいました。何かができたときに、もっと認めて褒めてあげることで、自信を付けてあげたらよかったのかなと今思います。

 

――今後、幸太朗選手にどのような大人に育ってほしいですか?

 

お母様:いろんな人たちに支えてもらって、今まで野球を続けてこられたし、これからも続けて行くことが出来ます。支えてもらった周りの人やチームメートに対して、感謝の気持ちや気配りを大事にできる選手に育ってほしいと思います。

 

 

――幸太朗選手はDR.SENOBIRU(ドクターセノビル)を飲むようになって感じた変化はありますか?

 

幸太朗選手:お父さんがサプリメントの事を調べてくれて「一番飲みやすそうだよ」と教えてくれたので、中学一年生のときから朝と夜に飲んでいます。

セノビルはとてもおいしくて飲みやすいのが嬉しいです。今は成長期の最中で体格も大きくなってきているので、もっと身長が伸びて欲しいです。

 

お母様:ドラゴンズベースボールアカデミーの栄養講座で「成長期に必要な栄養素を、バランス良く一食の中で摂らせるように」と教えていただきました。不足しがちな乳製品やビタミンCを摂れるメニューを入れたりと工夫はしていますが、最近の子は運動量が多くてエネルギーを消費するばかりになりがちだそうなので、そこを補うためにもセノビルのようなサプリメントは必須だと思います。

 


 

達成したい目標を掲げて、選手としても人としてもさらなる成長を

 

 

――ドラゴンズベースボールアカデミーの三木コーチにもお話を伺います。春から高校生になる幸太朗選手へのエールをいただけますか?

 

三木コーチ:小学六年生から南君を見ていますが、大きなケガもなくここまで来れたことは本当に良かったと思います。春からは遠方の高校に進学するということで、生活環境が大きく変わるでしょう。けれど親元を離れることで、これまでお父さんやお母さんがサポートしてくれていたことは当たり前の事じゃないんだと、今まで自分を支えてくれた両親への感謝の気持ちが沸くはずです。そうした経験は南君の人生において、とてもプラスになると思います。

 

――食生活の面でジュニア選手が意識すべきポイントはありますか。

 

三木コーチ:人が何かをやってやろうというときは、三つの力が必要です。

ひとつは「する力」。「いっぱい練習する」「ちゃんと食べる」「しっかり寝る」といった、実際に行動をしていく力です。

ふたつめは「やめる力」。たとえば「遊びたい」という誘惑もあるかもしれないし、「ケガをしているけれど練習したい」と思うことがあるかもしれない。そうしたときに、勇気を持って我慢できるかどうかということです。

そして最後は「望む力」。人は自分の望みのためにしか頑張れないので「レギュラーになる」「甲子園に行く」などの夢や目標をしっかりと持って、それを実現するために「する力」と「やめる力」を発揮してほしいですね。

 

 


 

取材後記

礼儀正しくはきはきと質問に答えてくれた幸太朗選手。中学三年間の野球生活は「もっとできたはず」という後悔もあったようですが、だからこそ「高校生活では必ずスタートダッシュに成功したい、そのための努力は惜しまない」という強い決意を感じました。

 

親身にサポートしてくれたご家族や熱心に指導してくれたコーチの元をこれから離れますが、さらに自立して、自分で自分の道を切り開ける選手に成長していくだろうという確信があります。近い将来、甲子園で活躍する幸太朗選手の姿を見るのが楽しみです。

 

【関連リンク】

南 幸太朗選手丨チームセノビル

https://senobiru.com/sponsor/team-senobiru/kotaro-minami/

 

 

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