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無月経、疲労骨折…自身の経験をもとに女子アスリートが輝ける身体づくりをサポート


 

 

 

株式会社エメトレで女子アスリート向けサプリメント「AthReady(アスレディ)」の開発を担当した佐藤葉月(さとう・はづき)さん。中学から大学までバレーボールに打ち込んだ佐藤さんは、学生時代に月経不順や疲労骨折など、女子アスリート特有の健康問題に直面。現役時代だけでなく妊娠出産でも苦労があり、その経験をもとに、今は女子アスリートの健康面やパフォーマンスのサポートに情熱を注いでいます。


今回は、佐藤さんの現役時代の苦悩と「アスレディ」に込めた想いについて話を伺いました。

 

 中学時代から月経不順「どれが本当の生理か分からなかった」

 

最初に、バレーボールとの出会いについてお伺いします。どのようなきっかけで競技を始められたのでしょうか?


もともと小学生の頃は陸上をやっていました。背が高かったので、高跳びが得意だったんです。周りからは「バレーボールをやったら?」と言われていたんですけど、当時は陸上に夢中でした。


転機は中学入学のタイミングでした。テレビで見ていたバレーボールがとても魅力的で、バレー部の人気もすごかったんです。友達にも影響を受け「じゃあ、私もバレーボールをやってみよう」と入部。そんな軽い気持ちで始めたバレーボールでしたが、やってみたら予想以上に楽しくて。結果的に大学卒業までの10年間、ずっと競技を続けていました。


ー現役時代は体調面で苦労されたそうですね。いつ頃から体の不調を感じるようになりましたか?


最初に体の不調を感じたのは中学3年の夏です。兵庫県選抜に選ばれて練習量が増え始めた時期でした。その時から、生理が遅れて来たり、来たと思ったら長く出血が続いたり。気づいたら全然来ない時もあって、明らかに体調はおかしかったなと。でも、当時はむしろ生理が来なくてラッキーぐらいに思っていましたね。


ー高校入学以降はいかがでしたか?


高校時代も2年時に県選抜のメンバーに選んでいただき岡山国体への出場も経験しました。ただ、体の調子はずっと悪くて。月経不順に加えて、左脚のスネと足の甲を疲労骨折。大学では腰椎分離症にもなり、怪我が続いていました。


でも当時はとにかくコートに立ちたかったし、勝ちたかった。ちょっと体調が悪くても、怪我をしても、休もうとは思わなかったです。体よりも競技を優先して、治療やテーピングでなんとかプレーをし続けていました。


ー月経不順の症状について、もう少し詳しく教えていただけますか?


高校時代は、生理が3ヶ月来なかったり、その後に不正出血が1、2週間続いたり。もうどれが本当の生理か分からなかったです。周りにも生理の来ていない子がいましたし、自分だけが特別におかしいとは思っていませんでした。


ーその時に周りのコーチや指導者には相談されていましたか?


相談は一度もしていません。チームメイトが相談する姿も見たことがなく、誰かに相談するという発想さえありませんでした。体の不調が理由で良いプレーができない、というのが通ると思っていなかったし、我慢して当たり前だと思っていました。当時は「相談する=弱音を吐く」という感覚でしたし、辛い状況に耐えてこそ強くなれるとも思い込んでいました。厳しい環境で練習をすることが美徳みたいな雰囲気もあったと思います。


でも今の指導者の方々は、選手の体調を把握して練習量を調整し、休息もトレーニングの一環としてメニューを組むなど、工夫されていますよね。勉強も集中力を鍛える時間と捉えたりと、競技以外の時間の大切さを理解されています。当時と比べると指導者の方の考え方も少しずつ変わり、練習環境が良くなっていて、元選手としてもすごく嬉しいです。


アスレディの取り組みとしても、さらに女子アスリートが輝ける環境づくりを目指したいですね。

 

 

 


婦人科には大学生になってから初めて行ったんです。唯一、母にだけ体調のことを相談したら「専門医に診てもらった方がいい」と言われて。でも、通院は続きませんでしたね。やっぱり治療のために練習を休もうという気持ちにはなれず。もし休むのであれば、整骨院やマッサージなど体のケアが優先。その頃は婦人科に行くのも抵抗がありましたし、そのうち自然と良くなるだろうと甘く見ていました。

 

ーその後、選手を引退されてから、体の調子はいかがでしたか?


社会人になってからも月経不順は続いていました。学生時代からなので、それが普通だと思っていたところはあります。ただ、赤ちゃんが欲しいなと妊活を始めた時に、事の重大さに気づきました。私は20代後半で結婚し、すぐに妊娠出産を希望したのですが、なかなか第一子に恵まれなかったんです。


もしかしたら…と思って、婦人科の先生に「学生時代からの無月経や月経不順が関係しているのでしょうか?」と質問したんです。先生からは「その時期に体調が整っていれば、今の体質は違っていたかも」と言われてしまいましたね。

 

ー想像もできないくらい辛かったと思います。もし良ければ、その時のお気持ちを聞かせてもらえますか?


正直かなりショックでした。薄々感じてはいたものの、先生から直接言われると「やっぱり…」って感じで。今思えば当然ですが、学生時代(とくに10代)は女性としての身体を作る大切な時期。当時は競技に夢中だったとはいえ、もっと自分の体と向き合うべきだったと思います。


結果的に、私は病院に通いながら、幸運にも子どもを授かることができました。でももし10代の頃から自分の体と向き合い、ちゃんと対処しながら競技をしていたら、治療は必要なかったかもしれません。妊娠を考え始めてから「かけがえのない自分の体をもっと大切にしていればよかった」と後悔しましたね。

 


 


ーここからはアスレディについてお伺いしたいと思います。アスレディはどのような経緯で開発されたのですか?


私は先程お話ししたような過去の経験があったので、エメトレに入社した頃から、女子アスリートの健康問題にアプローチできるサプリメントがあったらいいなと考えていました。当時よりも環境が良くなったとはいえ、コンディションが原因で本来のパフォーマンスを発揮できていない選手や、防げる怪我で大会に出場できていない選手が今もたくさんいます。


そんな女子アスリートたちが最高のパフォーマンスを発揮し、「今よりももっと輝けるように!」「競技を引退したあとも一人の女性として輝き続けられるように!」という願いと、指導者や保護者の方にも女子アスリートの健康問題について理解を深めていただきサポートしていただけるように、という想いで、企画を立案し、社内で提案をしていました。


そんな中、ちょうど同じタイミングで、陸上競技日本代表の寺田明日香選手から、「女子アスリート向けのサプリメントを作れませんか?」とお声がけいただいたんです。寺田選手とは、2020年から弊社の成長期向けサプリメント「DR.SENOBIRU(ドクターセノビル)」でお取組みをご一緒させていただいていました。寺田選手も同じように、10代で無月経や疲労骨折、20代で摂食障害を経験されていたことから、女子アスリートの悩みに特化したサプリメントがあったらいいなと考えておられたようです。


このような経緯があり、女子アスリート特有の悩みを経験してきた私たちの想いが重なり、共同開発がスタートし、「アスレディ」が誕生しました。

 

 

ーアスレディの商品コンセプトや特徴について教えてください。


アスレディは、女子アスリートにおいて問題となっている無月経、骨粗しょう症、疲労骨折、鉄欠乏性貧血にアプローチし、パフォーマンス向上を目的として開発したサプリメントです。


特徴は、1包8グラムの中に、筋肉や腱をサポートするコラーゲンを3,000mg、疲労回復を助けるクエン酸を2,000mg配合。その他にも、乳酸菌やビフィズス菌、女性に不足しがちな鉄分をはじめとする65種類以上のビタミンやミネラルなども含まれています。なにより、女子アスリートに必要な栄養素をオールインワンで摂ることができます。


さらに、国際的なアンチ・ドーピング認証「インフォームドスポーツ」も取得し、アスリートが安心して手軽に飲めるサプリメントに仕上げました。


ー味にもこだわられているそうですね。


はい、味にもすごくこだわっています。複数の味を試作し、寺田選手と何度も試飲を行いました。最終的には、女子アスリートの好みを考慮して、すっきりとしたレモン味に。ジュース感覚で美味しく飲めるようになっています。


女子アスリートのみなさんが飽きずに飲み続けられるよう、味の部分はかなり力を入れました。


ーおすすめの飲み方はありますか?


そのまま水で溶かしても美味しいですが、お湯で溶かしてホットレモン風、キウイやバナナと一緒にジューサーにかけてスムージーにするのもおすすめです。食事にプラス1品といった感じで、ヨーグルトに混ぜて食べる方もいらっしゃいます。私は、ちょっと一息つきたい時に、ホットレモン風にしてはちみつを加えて飲むことが多いですね。


飲み方に決まりはないので、お好きな飲み方で毎日継続して飲んでいただき、ルーティンに取り入れてもらえると嬉しいです。


ー最後に、女子アスリートの方々へメッセージをお願いします。


女性としての身体を作る大切な時期に、かけがえのない自分の身体を大切にすることを忘れないでください。怪我や不調が現れる前に、対策してほしいと思います。強くなるためには、ハードな練習も必要ですが、自分の身体の声を聞いて、コンディションを整えることが、パフォーマンスアップにつながっていきます。


女子アスリートとして輝くために!そして女性として輝き続けるために!


アスレディは女子アスリートのみなさんのご活躍をサポートしてまいります!

 

 

B& インタビュー記事

https://www.beautynation.jp/interview-satohazuki/




https://senobiru-shop.jp/user_data/athready_ica.php?adcd=scomsariapo


 

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